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夏本番!短い夏だからこそ感じられる緑の力強さ

北海道湧別町では、短い夏がいよいよ本番を迎えました。牧場一面に広がる牧草は力強く育ち、この季節ならではの鮮やかな緑が景色を彩っています。

牧場一面に広がる牧草

7月は、一番草の収穫に追われる毎日でした。天気予報と空を何度も見上げながら作業を進め、ようやく一段落。牧場では、すでに二番草へ向けた準備が始まっています。

牧草は刈り取ったあとも新しい芽を伸ばし、夏の間に再び収穫を迎えます。雨と太陽をたっぷり受けて育つ草は、牛たちにとって何より大切なごちそう。この年の飼料づくりを支える、大切な季節でもあります。

乾草のロール

▲乾草のロールは冬に向けこのように保存されます

また、この時期はデントコーン畑もぐんぐん背丈を伸ばします。

デントコーン畑

北海道らしい雄大な夏の風景の一つですが、これは乳牛や一般的な肥育牛の飼料となる作物。

一方、グラスフェッド黒毛和牛の「ひとのわ」が食べているのは、有機牧草だけ。放牧地いっぱいに広がる青草を、その日の気分に合わせてゆっくり味わっています。

牧草を食べるひとのわ

春から始まった放牧生活では、新しい群れの中で過ごす毎日となりました。

ただ、同世代の子牛が少なかったこともあり、少し群れの中で孤立気味になることが多かったため、現在は、幼い頃から一緒に過ごしてきた乳母牛と、落ち着いて過ごせる放牧地へ場所を移しています。

牛にもそれぞれ個性があります。新しい環境にすぐ慣れる子もいれば、自分のペースで少しずつ慣れていく子もいる。ひとのわは、ゆっくり時間をかけるタイプだったようです。

最近は乳母牛と並んで青草を夢中で食べる姿も増えてきました。放牧地で風に吹かれながらのんびり草をはむ様子を見ると、こちらまでほっとした気持ちになります。

乳母牛と一緒に

一番草の収穫を終えた牧場は、これから二番草の季節へ。忙しさはまだまだ続きますが、夏空の下で元気に草を食むひとのわの姿が、私たちの励みになっています。

ひとのわがどんな表情を見せてくれるのか。また次回のブログでお届けします。

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